黄色靱帯骨化症とは脊柱管の後方にある椎弓の間を結ぶ靱帯（黄色靱帯）が肥大・骨化し脊髄を圧迫してくる病気です。後縦靭帯の骨化と合併しやすい特徴があります（OPLL参照）。

脊柱靱帯骨化症は国が難病医療費等助成対象疾病に認定しており、治療費の補助が受けられます。
詳細はこちら→「厚生労働省 平成27年1月1日施行の指定難病 (新規)：通し番号 8, 告示番号 68 黄色靭帯骨化症」
　
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＜症例＞
　50代女性。1年前より両肩〜上肢の疼痛・しびれを自覚するようになり当院受診、精査の結果、頚椎黄色靭帯骨化症（頚椎OLF）と診断し、手術を行った。OPLLも合併しているため骨化巣切除と椎弓形成術を行った。
　術後、疼痛・しびれはほぼ消失し、ADL上特に問題なく復職している。