> 環軸椎骨折

> 体外式脊椎固定術(ハローベスト固定)

<症例>
 40代男性。ロードレース用自転車で転倒し受傷。受傷時、全く頭部を動かすことができなかったが、麻痺は幸いなかった。保存療法を希望されたためハローベストを装着した。翌日より坐位・歩行訓練開始し、受傷5週半で頚椎カラー固定に変更、骨癒合を得ている。現在は職場・スポーツに復帰している。

クリックして拡大

術前3DCT

クリックして拡大

ハローベスト装着

> 環軸椎固定術(Magerl法+Brooks法)

<症例>
 80代女性。階段で転倒し受傷、救急車で当院受診し環椎前弓骨折・軸椎歯突起骨折の診断で入院した。手術は、Magerl+Brooks法に準じてscrew固定と腸骨からの骨移植を行った。術後2日目から歩行訓練を開始し、支持なし歩行で退院、最終観察時(術後2年)特に日常生活に支障なく過ごしている。

クリックして拡大

術前X線

クリックして拡大

術前3DCT

クリックして拡大

術前MRI

クリックして拡大

術後X線

クリックして拡大

術後3DCT

クリックして拡大

術後MRI

> 環軸椎固定術(Tan法+Wright法)

<症例>
 60代男性。飲酒後転倒し受傷、救急車で当院受診し軸椎骨折(軸椎椎体垂直骨折+軸椎右側関節突起間骨折 Type III)の診断で入院した。手術は、C1に外側塊スクリュー (Tan法), C2に右椎弓スクリュー (Wright法), 左椎弓根スクリューと椎弓スクリュー, C3に椎弓根スクリューを挿入し固定、腸骨からの骨移植を行った。リハビリテーション加療を行い、支持なし歩行が可能となり術後2週で退院した。

クリックして拡大

術前X線

クリックして拡大

術前3DCT

クリックして拡大

術後X線

LinkIcon三愛病院TOP

inserted by FC2 system